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鼻血の原因 外傷 副鼻腔炎 蓄膿症 眼窩膿瘍 鼻腺癌 進行した歯槽膿漏
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福島原発事故による被曝問題 / おいしんぼ問題 ★ 美味しんぼ「鼻血、医学的根拠ある」 専門家ら反論会見 「朝日新聞(2015.5.24 土)」より (※ 全文。太字はmonosepia) / 人気漫画「美味しんぼ」で東京電力福島第一原発事故後の鼻血の頻発などが描かれたことをめぐり、専門家や健康被害を訴える当事者が23日、国会内で記者会見を開いた。政府や福島県が「風評被害を助長する」などとして事故と鼻血の関連を否定していることに対し、「因果関係は否定できない」と反論した。 住民の自主的な甲状腺検査に協力してきた北海道がんセンターの西尾正道名誉院長は「高線量被曝(ひばく)による急性障害に論理をすり替え、鼻血(との因果関係)を否定する『専門家』がいる」と批判。「放射性物質が付着した微粒子が鼻腔(びくう)内に入って低線量でも鼻血が出る現象はあり、医学的根拠がある」と指摘した。 記者会見に電話で参加した福島県内の母親は「漫画全体を読み、福島への愛情を感じた。子どもに鼻血が出ても、話を聞く前から因果関係を否定するような人たちに私たちは本当のことは言わない。国の責任で鼻血を含めた健康調査をしてほしい」と訴えた。 崎山比早子・元国会事故調査委員会委員(がん生物学)は「汚染地域は広範にあり、健康障害への懸念は鼻血どころでない。正確な情報を」と説いた。主催の市民団体代表は「鼻血の表現ばかりに焦点を当てて攻撃し、健康障害を訴える声を抑えつけている」と非難した。 ■ 運が良ければ生き残ります 「ネットゲリラ(2014.5.24 土)」より / 北海道がんセンターの名誉院長が「鼻血と低線量被曝には因果関係あり」と断言してしまったというので騒ぎなんだが、この人、放射線科医なので、説得力あるw つうか、原子力ムラの住人ではないので、言いたい事が言えるわけです。カネの撒き方が足りなかったねw ................................................................................................. 住民の自主的な甲状腺検査に協力してきた北海道がんセンターの西尾正道名誉院長は「高線量被曝(ひばく)による急性障害に論理をすり替え、鼻血(との因果関係)を否定する『専門家』がいる」と批判。 「放射性物質が付着した微粒子が鼻腔(びくう)内に入って低線量でも鼻血が出る現象はあり、医学的根拠がある」と指摘した。 ................................................................................................. もはや隠蔽できなくなっている。ワタミがブラックじゃないとか、放射能は安全だとか、日本軍は全戦全勝だとか、誰も信用しません。自分の身は自分で守るしかない。 ■ 「美味しんぼ」福島の鼻血の原因→大気中のセシウム吸引 「世界の真実の姿を求めて!(2014.5.20)」より (※ 前後略、詳細はブログ記事で) / 放射性セシウム134 放射性セシウム137は 他府県では ほとんどが不検出である。 しかし 福島県双葉郡は毎月際立った放射能降下物、セシウム134、セシウム137が降り注いでいる。 大気中のセシウム134 セシウム137を吸い込むことで鼻血が発生していると考えられる。 北海道がんセンター 名誉院長 西尾正道 放射性浮遊塵を呼吸で取り込み、鼻腔、咽頭、気管、そして口腔粘膜も含めて 広範囲に被ばくすることになりますから、最も静脈が集まっている脆弱な鼻中隔の前下端部のキーゼルバッハという部位から、影響を受けやすい子どもが出血することがあっても不思議ではありません。 ■ 山谷えり子・森雅子らが「鼻血」で騒いでいた件 「kojitakenの日記(2014.5.14)」より / 漫画『美味しんぼ』の件、騒ぎが大きくなって朝日新聞(5/14)の社説にまで取り上げられる騒ぎになったが、その社説の主張はごく穏当であり、最近の朝日の社説には珍しく納得できるものだ。以下一部を引用する。 (前略) 私たちは社説で、低線量被曝の影響を軽視しないよう指摘する一方、できるだけ科学的な根拠や実測値、具体的な対策とともに議論すべきだとの立場をとってきた。漫画での描き方には疑問が残る。 ただ、低線量被曝には未解明の部分が多い。今回のような健康被害に関する主張は事故後あちこちで見られてきた。それが広く関心を集める背景には、巨大な被害を招いた原発政策への怒りも反映していよう。 ひとつの作品を取り上げて過剰に反応したり、大学の学長が教職員の言動を制限するような発言をしたりすることには、賛成できない。 忘れてならないのは、福島の人こそ事故被害に苦しみ、無理解に怒り、不安と闘いながら日々暮らしていることだ。 私たち一人ひとりが、「うそだ」「本当だ」と振り回されるのではなく、巷(ちまた)にあふれる情報から自分自身で納得できるものを選びとる力を養っていくことが大切だろう。 (後略) (朝日新聞 2014年5月14日付社説「美味しんぼ―『是非』争うより学ぼう」より) 私の意見を言うと、『美味しんぼ』の描き方は全くいただけないし、差別的な内容であるとさえ考えるが、その一方、現在蔓延している、言論封殺を容認・肯定するかのごとき意見には全く賛成できない。 それとは別に、「小沢信者」である雁屋哲があのような漫画(の原作)を書いたことには、釈然としない思いを持つ。 そんなことを思っていた時、一昨年、自民党の山谷えり子、森雅子らの議員が、国会で「被爆地の鼻血」をネタにして野ダメ、もとい野田佳彦政権を追及していたことを知った。 (※ 中略) / 山谷と森の国会での質問は、下記ブログ記事に転記されている。 放射能メモ国会での「鼻血」に関する質疑(2014年5月1日) このように、自民党は野党時代に「鼻血」を政争の具に利用していたのだった。 (※ 後略、詳細はブログ記事で) .
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936 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2012/08/14(火) 21 33 19.91 ID AxcmEjrH0 埋まるまでにちょっと余裕ありそうなんで900過ぎたけどプチ報告。 この前さ、GMやったんだ。久々だったんで気合入れて前日深夜まで準備してた。 セッション中さ、PLの一人がハナクソほじくってて、深追いし過ぎたのか盛大に鼻血出して止まらない。 真っ赤なティッシュでゴミ箱が一杯になって、こりゃやばいって事で近所の耳鼻科に連れて行って処置。 血に弱い奴は気分悪くなるし出血し過ぎたのかMr鼻血もグッタリしてセッションはまた次回に。 次回の予定は皆の仕事の関係で未定。 何が言いたいかって言うと、良い年こいてハナクソほじくって盛大に鼻血出したMr鼻血が困って事だよチクショー それともアレか。オッサンだから人前でも真剣にハナクソほじんのかチクショー 937 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2012/08/14(火) 21 43 42.58 ID Uh+XPg/d0 乙 なんというか……乙 イ㌔ 938 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2012/08/14(火) 21 49 54.42 ID P8ad+vZHI なんとなく、そのハナクソほじった手で人のルルブ読むとか 盛大に噴出した鼻血で色々汚れたけど謝罪なしとか、そんなじゃないと困とまでは・・・ 自分のせいで卓が流れたことに一言もなしだと流石にもにょる、か? まぁなんにせよ乙 939 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2012/08/14(火) 21 53 20.09 ID AxcmEjrH0 938 「せっかくPLしたかったのに中止にさせて悪いなみんな」 なんて言いやがったよチクショー 搬送したのもGMしたのも俺なんだぜ… 940 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2012/08/14(火) 21 54 58.38 ID by77hn4w0 939 益々イ㌔ スレ335
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本スレにてぐんざんのレスから発生 207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 20 58 37.61 ID LIhDnANf0 鼻血幼女!!111鼻血幼女描けよこの野郎!!!!!!111 まとめ http //www22.atwiki.jp/neetsha-review/pages/690.html 一枚絵ではないが、もんたんぺん、少女エースに鼻血っ娘が登場
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71「鼻血」 登場人物:石川、宮村、ユキ、堀、京介、泉、瀬野。 ネクタイを忘れて凍える石川。 堀が見たがっていたホラー映画、「実録、廃病院に浮かぶ謎の少女の亡霊~関係者の連続死事件~」はお店の奥に放置される程のもの(見たら呪われる系)。 恋愛系の映画≠「リング」「呪怨」。 謎の挨拶「いけにえ~」。 京介の前に宮村、宮村の前に堀と3人でくっついて映画を見る。 宅急便の音にビビる京介。 堀の頭突きで鼻を強打する宮村。 泉と瀬野にぶつかった衝撃で鼻血が出てくる宮村。 「創太のお兄さんが」という台詞から、58「言えない」まで勘違いされてた「宮村=創太の父」という誤解はとけている模様。 堀がビデオで無く(15「好きだ」)DVDを持っていることから、宮村が堀家に寄付したPS2(54「テトリス」)は大重宝されているようだ。 ハロウィン 汗 チョコ コメント ←70「ギャップ」 72「明るい音のする方に」→
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785 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/10/21(月) 02 39 24.33 ID ??? 774 ティファなんてノーブラどころかノーパン疑惑があるぜ(イルカ回参照) 786 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/10/21(月) 02 59 33.02 ID ??? ガロード「てぃ…ティファのはだか……」 キャプテン「ガンダム家の建物が血の海に沈む確率……213%」 792 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/10/21(月) 11 35 07.63 ID ??? 213% 一度血の海に沈むのが100% 思い出して二度血の海に沈むのがやっぱり100% 忘れた頃に三度目が13%の意 793 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/10/21(月) 13 04 12.36 ID ??? コウ「ただいまぁ~って何だこれは!?家が血の海と化している?」 ロラン「あぁ、ちょうど良いところに帰って来ましたコウ兄さん。排血処理手伝って下さい」 アル「ガロード兄ちゃんがティファさんの裸姿見ちゃって、鼻血→出血多量」 シュウト「失血死→ミンチより酷い加護により復活→鼻血の無限ループに入っちゃったんだ」 ヒイロ「出血時はその周辺を圧迫して止血するのが基本だ」 ドモン「よし、それなら俺が」 ロラン「ドモン兄さんがやったら別の原因で死んじゃいますよ」 794 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/10/21(月) 13 07 48.44 ID ??? セレーネ「騒がしいわねぇ何があったのよ。あぁガロードの鼻血ね。ちょっと待ってなさい」 ガロード「・・・ティ、ティファぁ~」 セレーネ「はい、ガロード今からティッシュ鼻にいれるからねぇ」キュッキュッ ロラン「・・・出血が止まった?」 セレーネ「フフッ、私だって長年あんた達の姉をやってんだからね。 各々の扱い方なんて知り尽くしてるわよ。」 アムロ「さぁさぁさぁ各々方。美目秀麗で弟たちのへの気遣いもできる才色兼備の良物件、 セレーネ・マクグリフを是非嫁にという者はおらぬか!今なら家財道具一式も付いてくるぞ!」 セレーネ「アムロ兄さん・・・」ゴゴゴゴ゙ゴ アル「アムロ兄さんがミンチより酷いことに」
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ピク獄
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R 若年性特発性関節炎〈JIA〉,若年性関節リウマチ
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諸般の事情により一人暮らしをすることになった私は部屋探しをしていた。 しかし、都内で4万以内となるとなかなか見つからない。 結局、前の住民が自殺したばかりという曰く憑きの部屋に住む事になった。 住み始めてから常に誰かに見られてる気配を感じていたが気にしない事にしていた。 一週間が過ぎ、夜中の三時、さぁ寝ようというときにドアが激しく叩かれた。 誰だろう? 鍵を開けた瞬間覆面の二人組が押し入ってきた。 「我了、殺命!詔馬、不叫金那!」 明らかにチョンだ、それもかなり質が悪い。 チャイ服で青竜刀…一発で分かった、オレかなりピンチ。 コミュニケーションが成立しない、と見るや悪チャイ達は手っ取り早くいく方を選んだらしく青竜刀を振りかぶる。 オレ結構すごいピンチ。 と、奴らの動きが止まる。 「不好碼!咫鬼!鞏走也」 奴らの視線は私の後ろに向かっているようだ。 目をやると天井から血塗れの女が逆さにぶら下がり 視線だけで殺せそうな形相で奴らを睨み付けていた。 「逃走了!」 あまりに剣呑なその女の様子にチャイ強盗達は慌てて逃げ出した。 その女はそれを見届けるとザリザリと逆さ吊りのままにじり寄って 「まったくダラシがない! 男ならあれ位撃退しなさいよ!まったくチキン野郎なんだから!」と罵ってきた。 文字通り上からの物言いに一瞬呆気にとられたが、結果として助かったのは確かだったので 「…ゴメン、いやでも本当助かったよ。わざわざ助けてくれてありがとう」 と言うと血が紛れるくらい女は赤面しつつ 「べ、べ、別にあんたを助けに出てきた訳じゃないって! そろそろとり殺してやろうと思って出てきただけなんだから! そこに偶然強盗がいただけよ!」 とムキになってきた。 興奮のあまりか鼻から猛烈に鼻血を垂れ流してきたので 「あんまり血を流すと立ちくらみ体質になるよ、コレで拭いて」 とハンカチを鼻にあてようとすると 「ちょ!ちょっと!、やめなって!ハンカチ汚れちゃう… じゃなくて! そんなボロ布鼻にあてろっての?!」 「じゃあティッシュで」 「仕方ないわね!え…何丸めてんのよ!詰めなくってもいいってば!変態野郎!」 「いいからいいから、はーい鼻だしてー」 「う…そこまで言うなら特別にさせてあげるわ!感謝しなさい、このウジ虫野郎!」 女は鼻の穴にティッシュを詰めようとした瞬間、緊張のあまり大吐血しました。
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556 名前: 774RR [sage] 投稿日: 2007/12/27(木) 15 13 45 ID cxtrLDtt ながいけど、いいかな。 18歳の夏の出来事。 俺が生まれる前に親父が死んじまって、我が家は母子家庭だった。 あんまり金もなかったので夏休みに遊ぶためにバイトに明け暮れていた。 みんなが浮き足立つ中、必死でバイトに明け暮れる俺。 バンドだのなんだの好き勝手やって、車の事故で母親と俺を置き去りにした親父をちょっと恨んだりもしてた。 夏休みを迎える直前、 母親がいきなり茶色い封筒を渡してきた。中身を見るとなんと大金10万円が入ってた。 「Y、あんたこれでバイクの免許取ってきなさい」 訳がわからなかったが、母親を怒らせると弁当がカットされる。 夏休みまでまだ半月以上あり昼飯代も惜しかったので、別段興味もないままバイクの免許をとりに行った。 正直、10万円にクラっときたって言うのもあった。 夏休みがはじまって少したったころにはバイクの免許も無事取れて、バイトのおかげもありそこそこ遊ぶ資金も貯まっていた。 これでちょっと気になるFと海とか行っちゃったりして、俺もとうとう脱・童貞?なんて考えていたのに、 またも母親が、 「山梨の鈴木さんとこに行ってきなさい、バイトで稼いだお金、あるでしょ」 といわれた。 Fとの砂浜での追いかけっこは保留になった。 なぜならこの時期に母親を怒らせると、晩御飯がカットされるからだ。 鈍行で揺られること3時間以上。親父の昔のバンド仲間の鈴木さんの家に着いた。 鈴木さんはすげえ髭がもじゃもじゃしてるのに、頭は五分刈りでやたらでかい。 鈴木さんの家にはTちゃんという俺より一個下の娘さんがいて、鈴木さんとは似ても似つかないくらい可愛かった。 高校に上がるまではよく、鈴木さんを含め親父のバンド仲間と一緒にキャンプなんかしてたけど、 しばらく会わない間にちょっと大人っぽくなっててドキドキした。 その日は夜も遅かったので、焼き肉をくって寝た。 Tちゃんとお風呂で鉢合わせしそうになって、またドキドキした。なんか胸もおっきくなってた。 次の日の朝、早く鈴木さんにたたきおこされて、いきなりメットとゴーグルを渡された。 着替えて朝飯を食って歯磨きをするとガレージに連れて行かれた。 「Y、今日からお前のバイクだ」 といわれた。 ホンダのCS90だった。クローバーのキーホルダーがついた鍵を投げ渡された。 正直、何がなんだか分からなくって、鈴木さんはにやにやしてるし、Tちゃんのふとももはまっしろだし、 いきなりバイクの鍵渡されるし。 「お前の親父が乗ってたバイクだ、車はオシャカになっちまったが、 遺言でバイクは俺が面倒をみていた」 手紙とトランク。 交通事故にあった親父が、病院で束の間に意識を取り戻したとき、鈴木さんに用意してもらい託したそうだ。 内容はこうだった。 もし自分が死んでしまった時は、息子の俺が18歳になったらバイクの免許を取らせるように。 そして預けてあるトランクをCS90に乗って母親に届けるように。 親父の肉筆だった。 今まで写真でしか見たことがなく、無責任で嫌いだった親父が少し近くに感じられたものの、 なんでこんな面倒くせーことを押し付けるんだろうと嫌な気持ちになった。 俺がちょっと感傷的になっていると、いきなりTちゃんがけたたましく笑った。 「じゃあ、練習な。」と声をかけられるといきなり鈴木さんがCS90に跨っていた。 まるで、ボリショイサーカスの熊みたいだった。俺も笑いが止まらなかったが、 鈴木さんがすげえ怖い顔でにらむので、 メットをかぶって後に乗った。 「はぇえ!」初めてのバイクに興奮した俺はつい叫んでしまった。 「だろ!そんなおそくねーんだよ、原付なめんな!」鈴木さんがなんか ガキっぽいことを叫んでいた。 ボリショイサーカスの末、でかい空き地に到着。 なぜか既にTちゃんがその場にいた。しかもモンキーに乗って。 「T!ミニスカートでのんなっていってんだろ!」と鈴木さんがすげえ怒った。 「ふだんはちゃんとジーパンはいてるじゃん!」そんな二人のやり取りをよそに、 俺はTちゃんの太ももに目が釘付けだった。そして、鼻血が出た。 気がつくと木陰でTちゃんに膝枕をされていた。 「いま、お父さんポカリ買いに行ってるから」とTちゃんが微笑んだ。 バイト疲れと旅疲れ、そして熱射病で鼻血を吹いてぶっ倒れたらしい。 なんかかっこわりー、と起き上がると鼻がフガフガした。ティッシュが無造作に鼻につっこんであった。 くしゃみが出てティッシュが飛んだ。鼻血は止まっていた。 またTちゃんが笑った。ほんと、かっこわりい。 「熱射病で鼻血だして倒れる人なんてはじめてみた、死んじゃうかと思った」 本当のことは言えなかった。鈴木さんが戻ってきて、ポカリを飲んでから練習がはじまった。 ロータリー4速に慣れるころにはお昼になっていた。 一旦、鈴木さんの家に戻り奥さんの作ってくれたオムライスを食べた。 ちょっと昼寝してから宿題やって、バイクの説明と親父の昔話を聞かされた。 夜になって夕飯を食べ終わると、鈴木さんが、 「ちょっとこのあたりをY君と走って来い」とTちゃんに言った。 二人で夜の街を走る。Tちゃんは良い所があるんだよといって、国道を走って川を渡って少し山を登った。 そこはちょっとした公園みたいになっていて、夜景が綺麗だった。 二人で他愛も無い話をして、帰る途中でお祭りによってかき氷を食べた。 神社で交通安全のお守りをくれた。 上着を脱いで襟のだらんとしたTシャツをパタパタするTちゃんの無防備な胸元に目がくぎ付けになったが、 なんでもないふりをした。髪をほどいたTちゃんは ブリリアントグリーンの川瀬智子に似ていた。 ふたりでベンチに座って他愛も無い世間話と父親についての話をした。 俺はただただ親父が嫌いで、何で嫌いなのかも分からないくらい嫌いで、Tちゃんには鈴木さんってお父さんがいて、 Tちゃんは お父さんつまり鈴木さんのことがちゃんと好きで、ちゃんとピースがそろってて、 うまくいってる家族って言うのがとても羨ましかった。 あくる朝早く、帰路につくため、トランクと荷物をシートにくくりつけてると、 鈴木さんが夏用のメッシュグローブとサングラスを餞別にくれた。 Tちゃんはまだ眠っているからと出てこなかった。お守りを書類入れにつっこんで出発した。 少し後ろを振り返るとTちゃんが窓辺にいるのが見えた。 早朝の空いた国道を走りながら親父のことを考えてみた。 よくわからなかった。どんな人なのかも見たこと無かったから。 昼まで休まず走って、鈴木さんおすすめのカレーが食べられる、湖の近くにある喫茶店に入った。 カレーを頼んで昼飯にして、食後にコーヒーを頼んだ。おっさんが機嫌よくコーヒーをいれながら話し掛けてきた。 「どっからきたの?いいバイクのってんなー」 軽く世間話をして、喫茶店を出る前に俺のすんでる町まで後どのくらいかを聞いてみた。 「順当に行けば3,4時間でつくよ、気をつけな」といって 自家製だというのコーヒー飴をくれた。 喫茶店を出てしばらく湖沿いを走っていると、突然バイクがもーんという音を出して止まってしまった。 なんとなく気持ちが良かったのでバイクを寄せて湖を眺めてみた。 湖を通りぬけてくる風のおかげで、夏なのにそれほど暑さを感じなかった。 ポケット地図を確認してからエンジンをかけようとするとやっぱりかからない。 何回かキックすると一瞬かかるがすぐにエンスト。 参ってしまった俺は、鈴木さんから教わっていたとおりに車載工具出してみた。 何の知識もなかったのでとりあえず出すだけ出した。車載工具を入れてある袋に、古びた封筒と二枚の便箋がはいっていた。 Yへ エンジンかかんなくなったか。ザマーミロ。 バイクってのはたまに拗ねるんだよ、おまえの母さんと一緒だ。 喫茶店でカレーくったか?うまかっただろ。ちょうど今ごろ気持ちよくって 湖で一休みか。コーヒー飴をとりあえずなめてみろ。 落ち着いたらまあリザーブコックを回して車体ゆすってみな。 鈴木はケチだからガソリンがそろそろなくなるころだ。 安心しろ。つぎのスタンドまでは持つさ。 おれはおまえが今まで走ってきた道をよく走ったんだ、カレー食って コーヒー飴舐めてな、もちろん、おまえが今乗ってるバイクで。 安心していい。俺は、おまえと走っているぜ、いつでも。 追伸;おまえのことを愛してる。でも一番は母さんだ。 Sより 2枚目には男としてやっちゃいけないことの一覧表が書いてあった。 親父の手紙の通り、コーヒー飴を舐めてコックをリザーブ位置にして車体をゆすると、エンジンがかかった。 ガス欠に気づかないなんて我ながら馬鹿らしくなって笑いながら出発した。 笑っているのに走ってるうちに涙がでてきた、どんどんでてきて止まらなかった。 親父が嫌いなんじゃなかった。 ただ、親父がいないって言うだけで友達から疎外感があったり、陰口を叩かれた知ることが嫌だった。 それがいつのまにか親父を嫌いだという感情にすりかわっていた。 親父が死に瀕していたとき、俺はまだ目も開いてないガキンチョで、親父の顔だって覚えちゃいなかった。 でも親父はちゃんと俺の顔を見ていてくれたんだという確信がいつのまにか生まれていた。 涙は止まっていた。親父は存在しないが、存在したっていうことをやっと受け入れられたような気持ちだった。 親父がすぐそば平走しているような気がした。スタンドまでは余裕だった。 帰って母親にトランクを渡した。開けると2本のテープと母親宛の手紙、それから腕時計が入っていた。 母親とテープを聞いた。 1と2と書いてあったので1から聞いた。 1には親父から俺へのメッセージが詰まっていた。ここじゃかけないようなこっぱずかしいやつだ。 でも、ここまで親父のバイクで帰ってきた俺の心にはちゃんと響いた。 親父は俺のことを息子だと思っていてくれて、ちゃんと考えていてくれた。 俺が男として生きる方法をバイクと通して教えてくれた。 ゴールにはメッセージまで用意して。 2には当時親父がやっていたバンドの音源と、ザ・ジャムのイートゥンライフル、 ローリングストーンズのアンジィのカバーが入っていた。 それを聞きながら母親は手紙をよんでちょっと涙目になっていた。 晩御飯は大好物のチーズハンバーグとフライドポテトだった。 夏休みが終わった。Fとは海にいったけどあんまり盛り上がらなかった。 結局その夏は童貞のままだった。Fの太ももにはちょっとどきどきしたけど、そんなでもなかった。 それよりなんか、バイクにのりたかったんだ。 俺はちょっと変わった、前みたいに冷めたやつじゃなくなったし、バイクも楽しくなった。 その後、俺と同じこっちの大学に進学するすることになったTちゃんが、 我が家に下宿してるうちに付き合い始めて大学出てから婚約した。 鈴木さんが、おれがYのおやじになるよ!とあつっくるしくせまってきたが笑いながら遠慮した。 だって俺の親父はあいつしかいないんだ。 だから今でも休みの日にはTを後ろに乗っけて親父の歌を口ずさみながら風を切る。 親父とおんなじように。 いじょうです。泣けた話って言うか 俺が泣いた話でした。 文章へたですいません。 でも読んでくれた人がいたら、ありがとう。 とーちゃんおれ、げんきだよー。 らいねんこどもうまれるよー。